【要点】食品表示の基本パターンと必須項目
食品表示法に基づく加工食品の表示ラベルには、原則として以下の項目を所定のパターンで記載する義務があります。
- 名称:その食品の一般的な名称を記載する。
- 原材料名:使用した原材料を重量順に記載し、添加物と明確に区分する。
- 内容量:重量(g)や体積(ml)、数量などを正確に記載する。
- 消費期限・賞味期限:年月日で明確に記載する。
- 保存方法:開封前の保存基準(「直射日光を避け、常温で保存」など)を記載する。
- 製造者等の名称・所在地:責任の所在を明確にするため、氏名(法人名)と住所を記載する。
食品表示のラベル作成において、「どのようなフォーマット(パターン)で記載すればよいか」迷うケースは非常に多くあります。ここでは、一般的な加工食品を例に、表示レイアウトの基本パターンと注意すべきルールを解説します。
Q. 表示レイアウトの基本パターン(枠組み)に決まりはありますか?
A. はい。原則として、消費者が見やすいように「一括表示枠」を設け、所定の項目を整理して記載する必要があります。 文字の大きさ(通常は8ポイント以上)や、各項目の並び順にも規定があるため、ルールに沿ったパターンで作成することが重要です。
一般的な一括表示パターンの構成例| 表示項目 | 記載のポイントと具体例 |
|---|
| 名称 | 「和生菓子」「そうざい」「清涼飲料水」など、その食品の内容を表す一般的な名称を記載。 |
|---|
| 原材料名 | 原材料を重量順に記載後、スラッシュ(/)で区切って食品添加物を重量順に記載。
例:小麦粉(国内製造)、砂糖 / 膨張剤 |
|---|
| 内容量 | 内容重量または内容体積などを記載。
例:150g、500ml、1食分 |
|---|
| 賞味期限
(または消費期限) | 指定の枠内に記載するか、「枠外右部に記載」のように印字箇所を明記する。 |
|---|
| 栄養成分表示 | 原則として、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目を記載。 |
|---|
Q. パッケージの面積が小さく、すべての項目を記載しきれない場合はどうすればよいですか?
A. 表示可能面積が「30平方センチメートル以下」の場合、一部の表示事項(栄養成分表示など)の省略が認められる特例パターンがあります。 ただし、名称や保存方法、消費期限(賞味期限)、アレルゲンなど、安全性に直結する項目は絶対に省略できません。
自社商品の表示パターンが正しいか、不安はありませんか?
食品表示は、商品のカテゴリ(一般加工食品、弁当・惣菜、生鮮食品など)によって記載すべきパターンが細かく異なります。誤ったパターンで表示してしまうと、法令違反による回収トラブルに繋がる恐れがあります。 「このフォーマットで法律を満たしているか確認したい」「新商品のラベルパターンを1から作りたい」といったお悩みには、食品表示のプロによる校正・チェックサービスをぜひご活用ください。
食品表示チェック・校正サービスはこちら