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蒸留酒類(スピリッツ)の着色度規制の撤廃に関わる改正について

2023年7月11日

蒸留酒類(スピリッツ)の着色度規制の撤廃に関わる改正について

①蒸留酒類(スピリッツ)の着色度規制の撤廃に関わる改正とは?

 

現在、木製の容器に貯蔵した蒸留酒類を製造場から移出し、又は高着色度スピリッツを製造する場合には、税務署長の承認を求め、
一定の着色度以下の場合(いわゆる「着色度規制」)等に限り、承認を与えています。
そこで 高着色度スピリッツに係る製造時の酒税の承認制度を見直すとともに(移出時承認へ変更)、誤認防止のための要件を設けた上で着色度規制を撤廃することになりました。
※ 令和5年4月1日以後に承認を受けるスピリッツについて適用し、経過的な運用上の取扱いを設けることになりました。

誤認防止措置等の主な内容として
・ 法令に誤認防止措置の根拠を設け、取扱通達等において承認基準を明確化。具体的には、①「ウイスキー」の文字使用に
関する取扱いの整備、②表示・広告宣伝等の禁止事項の策定、③違反者に対する執行上の対応の明確化等を行います。
・ 取扱通達においてアルコール分制限を設け段階的に着色度規制を緩和・撤廃していきます。(令和6年3月31日までの間:30度未満のスピ
リッツを緩和、令和9年3月31日までの間:36度未満のスピリッツを緩和、令和9年4月1日以後:アルコール分制限の撤廃)

 

②背景として

 

改正の趣旨としては、着色度規制は、各品目の特性を象徴し消費者の誤認防止に一定の役割を果たしています。
ただ一方で当該規制が蒸留酒類の商品の多様化を図る上での制約となっているとの指摘があることから、これを見直し、スピリッツの商品の差別化や高付加価値化
を促し、国内外の販売促進を図りたいようです。
近年、スピリッツの分野でも手作り感や高級感をアピールした「クラフトジン」が話題を集めるなど意欲的な生産者が増えていますが、着色規制が差別化を難しくしているとの指摘もあります。。新型コロナウイルスの影響で酒類メーカーの業績が落ち込む中、「輸出拡大の後押しにもなる」(経済官庁幹部)として撤廃に踏み切りますが焼酎の規制は業界内で維持を求める声があるため、当面残す方針です。

 

③表示方法はどうするのでしょうか?

 

令和3年7月国税庁作成の「食品表示法における酒類の表示Q&A」【第3条第1項:義務表示(名称)】問9に記載している
(問9)酒類の「名称」はどのような表示を行えばよいですか。の問い合わせに対し、例えばスピリッツにおける「ウオッカ」、「ラム」、「ジン」といったような酒
類の品目以外の一般的な名称を表示したい場合にあっては、名称(品名)と酒類の品目の表示を併せて行うことが必要です。と規定されております。
今回の改正より、色付きスピリッツは、「ウォッカ」「ラム」「ジン」であればアルコール度数の制限なしに移出承認を受けられることとなります。品目の他に品名を併記すること
になりますのでご注意ください。 Q&Aには具体的な表示例も記載されております。

食品表示法における酒類の表示Q&A【第3条第1項:義務表示(名称)】問9:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/shokuhin/sakeqa/3007.pdf

 

④食品表示.comを是非ご覧ください。

 

最後に弊社株式会社丸信が運営しております食品表示.comをご案内致します。食品表示.comではお客様の表示に関わるお悩み事を解決すべくプロジェクトチームにて
コンテンツ作成し情報発信を行っております。主としては食品表示法、食品表示基準の内容を基にしていかに分かりやすく、伝わりやすい内容に調整すると共に今回のような
酒類業組合法や景品表示法などについても同様に行っております。
今回の酒類業組合法における清酒及び焼酎における表示事項につきましては、個別の表示事例に具体的な義務表示事項や注意点などを掲載しておりますので宜しければ
今回の改正案内も含めて御社の表示チェックのお役立ちになれば幸いです。以上何卒宜しくお願い申し上げます。

 

食品表示.com:https://hyouji.maru-sin.net/

 

参考資料】

 ・2022年3月17日に開催「日本産酒類のブランド戦略検討会」の国税庁説明資料(P参26):https://www.nta.go.jp/about/council/sake3/220317/shiryo/pdf/01.pdf
  ・(産経新聞):https://www.sankei.com/article/20211206-TRTB3OGVCJNS3A4H5URCCMZGVE/#:~:text=%E4%BB%A4%E5%92%8C%EF%BC%94%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%A8%8E%E5%88%B6,%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%82%82%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8B%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%97%E3%81%A0%E3%80%82
  ・食品表示法における酒類の表示Q&A【第3条第1項:義務表示(名称)】問9:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/shokuhin/sakeqa/3007.pdf
  ・国税庁資料 新旧対照表 2022年3月31日(P9~P11): https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/sake/kaisei/220331/pdf/02.pdf

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