野菜・果物

農産物(無包装品)の表示例

ブロッコリーの表示例
名称ブロッコリー
原産地埼玉県
必要な表示事項
表示事項対象となる農産物
名称すべて
原産地すべて
遺伝子組換え農産物に関する事項該当する農産物のみ
内容量及び食品関連事業者の氏名
又は名称及び住所
該当する農産物のみ
栽培方法しいたけ
添加物果実やばれいしょ

名称

名称は、その内容がわかる一般的な名称で表示します。

その内容が明確にわかれば標準和名、品種名などで表示することができます。
また、地域特有の名称がある場合は、その名称が一般的に理解できると判断できれば、地域特有の名称で表示することもできます。

一般的な名称と品種名の例
一般的な名称品種名
じゃがいもメークイン、男爵
トマト桃太郎、アイコ
りんごサンふじ、つがる、王林
なし二十世紀、幸水、豊水

原産地

  • 国産品にあっては、都道府県名を表示します。
    ただし、市町村名その他一般に知られている地名に代えることができます。
  • 輸入品にあっては、原産国名を表示します。
    ただし、一般に知られている地名(カルフォルニア州、福建省等)に代えることができます。
  • 同じ種類の農産物で、複数の原産地のものを混合した場合は、その製品に占める重量の割合の高いものから順に表示します。
  • 贈答用の果物盛りかごのような、いろんな種類の農産物で複数の原産地のものを詰め合わせた場合は、その農産物それぞれの名称に原産地を表示します。
一般的に知られる地名と表示できる例
  • ・郡名(例:秩父郡)
  • ・島名(例:屋久島)
  • ・一般に知られている旧国名(例:丹波、土佐)
  • ・一般に知られている旧国名の別称(例:信州、甲州)
  • ・その他一般に知られている地名(例:房総(地域名))

農産物の原産地は、都道府県名で表示することが原則であるため、都道府県より広い範囲を表す地域名を原産地として表示することは認められません。(例:四国、紀伊)

内容量及び食品関連事業者の氏名又は名称及び住所 (該当する農産物のみ)

農産物のうち、米穀、麦類及び豆類(乾燥させた大豆などの豆類。ただし、枝豆などの未成熟のものは除く)は、計量法の特定商品に該当し、密封するときに表記義務がかかるものであるため、計量法に従い、内容量及びその表記者の氏名又は名称及び住所を表示します。

栽培方法(しいたけのみ)

しいたけは、「名称」「原産地」のほかに「栽培方法」を表示します。
栽培方法は、原木栽培と菌床栽培があり、原木栽培の場合は「原木」と、菌床栽培の場合は「菌床」と、原木栽培及び菌床栽培によるしいたけを混合したものの場合は、重量の割合の高いものから順に「原木・菌床」又は「菌床・原木」と表示します。

容器包装に入れられたしいたけの表示例
名称しいたけ(床菌)
原産地徳島県

添加物(果物やばれいしょ等)

アボガト、あんず、おうとう、かんきつ類、キウィー、ざくろ、すもも、西洋なし、ネクタリン、パイナップル、バナナ、パパイヤ、ばれいしょ、びわ、マルメロ、マンゴー、もも及びりんごについては、防かび剤(防ばい剤)を使用した場合、添加物の表示が必要になります。

容器包装に入れないでバラ売りする場合であっても、防かび剤を使用した旨を陳列用容器、値札、品名札又はこれらに近接した提示物に、表示するよう指導されています。

売り場掲示の例:「この〇〇には防かび剤(フルジオキソニル)を使用しています」

*【参照】添加物表示の解説

こんなときは生鮮食品として扱われるカットした農産物

一定の作為は加えるが、加工には該当しないものとして、1種類の果物を単にカットしたものは生鮮食品として表示します。

産地が異なるグレープフルーツをカットし、
容器包装に入れた製品の表示例
名称グレープフルーツ
原産地南アフリカ産、フロリダ産
添加物防かび剤(イマザリル)
加工年月日0000年0月0日*

*自治体条例(東京都、大阪市、神戸市)に基づき、グレープフルーツをカットして包装した日を「加工年月日」として表示します。

1種類の農産物で複数の原産地のものを混合した製品の原産地については、その生鮮食品の製品に占める割合の高いものから順に表示します。

「フロリダ」はアメリカのフロリダ州のことで、一般に知られている地名として原産国名(アメリカ)に代えて表示しています。